中国進出ノウハウ

中国進出後の「現地任せ」で見落としやすいリスクと、本社が確認すべきこと

「現地責任者からは順調と聞いていたのに、後から未回収の売掛金や採算の悪い取引が見つかった」。中国拠点を任せること自体が問題なのではありません。判断の根拠と結果が日本本社に届かないまま、重要な意思決定が積み重なることが問題です。

例えば営業担当者が取引先と価格や支払条件を調整した場合、どの条件まで現地で決められるのか。契約書や発注書は誰が確認し、請求と入金は誰が照合するのか。担当者の裁量と承認が必要な範囲を先に分けておくと、現場のスピードを保ちながら判断の抜けを減らせます。

本社が定期的に見るべきものは、売上の合計だけではありません。顧客別の粗利、回収予定日を過ぎた売掛金、見積条件の変更、進行中の商談、未解決の課題を同じ形式で報告してもらいます。数字の急な変化や報告のない案件があれば、担当者を責める前に契約・請求・入金の記録を突き合わせて確認します。

現地への信頼と、確認できる仕組みは両立します。合同会社日立貿易では、中国拠点の業務状況の確認や、日本本社と現地チームの連携方法の整理についてご相談を承ります。

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