中国進出ノウハウ

中国の現地事務所選び――立地・賃料・運営コストをどう比較するか

同じ都市の物件でも、「見栄えのよい中心部」と「取引先へ動きやすい場所」では事業に合う方が異なります。物件を見る前に、そこで行う仕事を三つほど挙げ、訪問先への移動、採用する人材の通勤、必要な会議・作業スペースを確認しましょう。

賃料を比べる際は、月額だけでは全体像が見えません。管理費、保証金、内装工事、通信回線、什器、電気・空調、清掃、退去時の原状回復まで含めて、初年度と二年目以降の費用を別々に試算します。面積の単位や賃料に含まれる設備、税務書類の扱いも物件ごとに確認が必要です。

現地内見では、平日朝の通勤時間帯と通常の業務時間帯に周辺を歩くと、地図だけでは分からない移動時間や来客動線が見えてきます。賃貸借契約を結ぶ前には、予定する事業・会社登記でその住所を使えるか、貸主が必要書類を出せるか、転貸や用途の制限がないかを、所在地の関係窓口や専門家に確かめてください。

費用が安くても、事業に必要な人と顧客から遠ければ運営負担は増えます。中国での拠点づくりに向けた現地情報の確認や候補地比較については、合同会社日立貿易にもご相談いただけます。

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